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【CASE STUDY vol.16】専門的な動画こそ、正確に・効率的に。建設業×映像制作における“CheckBack”活用法|若築建設株式会社様


『CASE STUDY』では、rayoutが一緒にお仕事をさせていただいたお客様の生の声をお届けしています。

今回は若築建設株式会社の柴山さんにお話を聞きました。

ー 会社紹介をお願いします。


1890年、海上土木事業から始まった若築建設株式会社は、港湾施設や空港施設、都市開発に伴うインフラ事業、風力・太陽光などの再生可能エネルギー関連事業、工場、医療・福祉施設の建設等、海から陸へとフィールドを広げています。
私は、そのような工事の様子を記録する「施工記録動画」を主に担当しています。施工記録動画とは、工事が完了するまでのプロセスをつなぎ、「何のために」「どのような工程・工法で」行った工事なのかを伝える映像です。

ー 動画はどのような体制で制作されているのでしょうか?


社外のパートナーに依頼することも多いのですが、工期が2〜3年にわたるような長期案件は、社内での対応になることもあります。私自身が現場に赴いて撮影・編集することもありますね。内容が専門的なので、特に説明や文言の正確さには注意して作成しています。

ー その専門性のチェックは、どなたが行うのですか?


現場・支店・経営企画部・安全環境部など、分野別で社内のさまざまな部署での確認が必要です。関係者は大体10~15人ほどです。
CheckBack導入前は、社内システムのデータ便で動画を送り、修正点をExcelに書き込んで返してもらう形式でした。担当者毎にExcelが返ってくるため、まとめるのが大変でした。複数案件が同時進行していると比例して数が増えるので、内容だけでなく整理に時間がかかってしまっていました。プレビュー機能がないためダウンロード必須。さらに、アクセス権の制限で情報システム部に都度申請が必要だったりと、タイムロスが多かったと思います。


ーExcelの修正指示書は作成する方も面倒ですよね。 制作パートナーとのやりとりにも課題がありましたか?


もちろん、外部に依頼した動画も社内で確認するので、同じような手間がありました。
特に大変だったのが、素材の受け渡しや修正指示のやりとりですね。追加のデータが発生すると都度送っていたのですが、「送った・送ってない」が曖昧になることも。また、「どの意見が反映されているのか」「修正済みなのか」も分かりにくく、情報共有には苦労していました。

ー どのような経緯でCheckBackを知ったのですか?


ある制作会社にリクルート動画制作を依頼した際、その会社がCheckBackを使っていて知りました。
実際に使ってみると、まず動画をダウンロードしなくてもすぐ見られる点が便利でした。その後、修正指示機能を試してみたところ、今までは動画を止めて撮ったスクショをExcelに貼って「何分何秒が..」と修正場所を入力していた手間がなくなり、コメントだけで済むのがすごく楽でした。
複数人で確認しても、それぞれが直接コメントを残せるので意見の重複もなく、別途まとめ直す必要もなし。確認作業の工数が大きく減りました。


ー 他に検討したサービスはありましたか?


社内にハードディスクを設置してデータを共有するタイプのシステムも紹介されましたが、チェックバック機能がなかったため見送りました。


ー チェックバック機能は必須ですよね。CheckBackで感じた効果を教えてください。


大きく改善したと感じているのは、修正指示のやりとりです。さらに、セキュリティ面がしっかりしているため、これまで毎度行っていた情報システム部への確認が不要になりました。すべて自分たちのハンドリングで進行できるようになったのは大きいですね。
データの一元管理もCheckBack内で完結できるので、外部パートナーとの連携もスムーズになったと感じています。


ー 導入にあたって、使いにくさなどはありませんでしたか?


新しいツールに不慣れな社員もいるため、全体への浸透にはまだ工夫が必要だと感じています。そのため、ヘルプページはもっと分かりやすくなると嬉しいですね。
とはいえ、確認だけならアカウント登録も不要で、URLを開いてコメントするだけなので、直感的に使えると思っています。

ー 最後に、導入を検討している方にメッセージをお願いします。


どの組織でも、関係者を巻き込んだ確認作業は避けられないと思います。CheckBackを導入したことで、今まで一人ひとりからバラバラに集めていたフィードバックが一元化でき、取りまとめにかかる手間が大幅に減りました。確認作業でお悩みの方は、ぜひ一度試してみると良いと思います。


ーありがとうございました!

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