≪インタビュー≫案件過多のボトルネックを解消。プロデューサーを営業活動に集中させ、業績アップへ導いたPM支援の実践
クライアント
株式会社カヤック様
本事例では、株式会社カヤックが、案件増加に伴う制作進行(PM)不足という構造的課題を解決するため、複数ラインでのPM支援を取り入れたプロセスをお伝えします。
クライアント:株式会社カヤック(面白法人カヤック)様
支援内容:クリエイティブ案件・イベント案件等のPM複数ライン支援
| 鎌倉に本社を置き、数々の話題作を生み出す「面白法人」として独自のプロモーションやコンテンツ制作を手掛ける株式会社カヤック。今回お話を伺った面白プロデュース事業部の黒木様は、プロデューサーとして企画提案から制作統括、自チームのマネジメントや営業活動まで幅広く担われています。 同事業部では企画力が高く依頼が絶えない一方、社内でPM(制作進行)を兼務することが多く、進行実務に追われて次の営業活動が止まってしまう課題を抱えていました。本事例では、複数ラインでのPM支援を導入し、どのようにそのボトルネックを解消したのかをお伺いしました。 |
会社・事業紹介:独自の発想力で「前例のない体験」を生み出す
─まず、カヤック様および黒木様が所属されている部署の事業内容や、普段のチーム体制について教えていただけますか?
私たちが所属する面白プロデュース事業部は、「世界を面白く」というビジョンを掲げ、企業のプロモーションやイベントの企画・制作を行っています。他社では思いつかないような独創的なアイデア(企画力)と、前例のないものを作り上げる実行力、そしてクライアントとも垣根なくワンチームになれる関係性を強みとしています。

─前例のない面白い案件を形にするプロデューサーの役割って、かなり多岐にわたりますよね。
そうなんです。プロデューサーの役割は、クライアントへのヒアリングから課題の深掘り、最適なプランナーやクリエイターのチームアップ、提案・受注、そして契約や全体統括まで多岐にわたります。さらに社内では職種横断チームのリーダーとしてリソース管理をするだけでなく、プロデューサー自身が「新規・既存顧客への営業活動」も兼務しているのが特徴ですね。
抱えていた課題:受注が増えるほど忙殺……営業活動が止まるジレンマ
─営業から案件進行まで一貫して担われているのですね。rayoutにご相談いただく前は、具体的にどのような課題を抱えていらっしゃったのでしょうか?
制作進行(PM)に専任で入れるリソースが慢性的に不足していました。その結果、案件を受注すればするほど、プロデューサーが進行管理やベンダー調整、クライアント窓口などの実務にかかりきりになってしまいました。本来、プロデューサーの業務のひとつである「次の営業活動や提案活動」にリソースを割けなくなるという慢性的なジレンマに陥っていたんです。制作で手一杯になると、次のクォーターの数字を作るための種まきが止まってしまうことが、事業部としての大きな課題でした。
導入の決め手:チーム体制の「厚み」と「即応性」がもたらす安心感
─進行に追われて営業に手が回らないのは本末転倒ですものね……。そうした中で今回rayoutを選んでいただいた決め手は何だったのでしょうか?
実は、以前から個人のフリーランスの方にPMをお願いすることはあったのですが、「PM集団」として会社組織でお手伝いいただく取り組みは今回が初のチャレンジでした。魅力を感じたのは、「1案件固定」ではなく「複数ラインに時間数で入れる」という柔軟性ですね。手が足りない部分にスポットで入ってもらえるのは非常にありがたいです。
─実際に個人の方へご依頼される場合と、rayoutのような組織へご依頼いただく場合で、一番大きな違いはどこに感じられましたか?
一番は「体制の厚み」と「安心感」ですね。個人にお願いする場合はその方のリソースや得意領域(Webのみ、映像のみ等)に依存してしまいますが、rayoutさんの場合は「こういうスキルセットの人がほしい」と相談すると、PM集団ならではの層の厚さですぐに最適な方をアサインしてもらえるスピード感は、個人の方との大きな違いだと実感しました。
また、マネージャークラスと中堅層の2名体制でフォローに入っていただけているので、メインで入っている方の業務が多忙になったり、万が一認識の相違が生まれそうになった時でも、上層の方がすぐにカバーに入ってくれるのも安心です。

支援中の動き:「進行管理」にとどまらないフレキシブルな巻き取り
─実際に弊社PMが参画してから、現場の運用はどのように変わっていきましたか?
案件マスタやWBSの作成、クライアントやベンダーとの定例会議のファシリテーションなど、進行全般をスムーズに巻き取っていただきました。
─特に「ここまで動いてくれて助かった」「こういう動きがありがたかった」と感じた具体的なエピソードや調整ごとはありますか?
制作案件をやっていると、どうしても普段から付き合いのある「いつものパートナー企業(ベンダー)」に依頼が固定化しがちなんです。新しい会社さんとの取り組みは手探りになるリスクもあるので躊躇してしまうのですが、rayoutさんに「これまで依頼して柔軟に対応してくれた会社さんってありますか?」と相談したところ、予算感や動き方に合わせた新たな会社さんをご紹介・アサインいただくことができました。情報収集や選択肢が広がるインプットをいただけたのは、当初期待していた「制作進行」に留まらない大きなメリットでしたね。
─期待以上の部分でお役に立てて嬉しいです。そうした「進行以外」の部分で助かったエピソードは、他にも何かありましたか?
他にも驚いたのは「決められたPM業務」の枠を超えたフレキシブルな動きをしてくれたことです。例えば、ある提案フェーズで前例のない「ライブ協賛」の選択肢を調べる必要があった際、私たちが提案に困っていたら、rayoutのPM陣が自発的にリサーチを行ってアイデアのヒントを集めてくれました。進行管理という決められた枠組みにとどまらず、企画の質を上げるための情報収集まで気軽に相談に乗っていただけたのは本当に助かりました。
支援結果と成果:プロデューサーが本来の業務に没頭し、業績アップに!
─では、実際にrayoutのPM支援が入ったことで、最終的にどのような事業成果や変化が生まれたのか教えていただけますか?
一番大きな変化は、プロデューサーが案件の進行実務から解放され、本来やるべきコア業務である「営業・提案活動」に選択と集中ができるようになったことです。
実はこれまで、プロデューサー陣が受注済み案件の制作フェーズに追われてしまい、営業活動にリソースを割けず数字が苦戦することも多かったんです。でもrayoutさんが入って進行を全面的に巻き取ってくれたことで、提案・営業に集中できるようになり、事業部の業績を伸ばすことができました。これは間違いなくrayoutさんが入ってくれたおかげだと社内でも感謝しています。
─最高の成果をお伺いできて光栄です。最後に、カヤック様と同じようにリソースや進行管理に悩まれている他社様へ向けて、メッセージをお願いできますか?
カヤックのように「企画力や提案力があって案件は受注できるのに、進行のリソースが足りなくてボトルネックになっている」「クリエイターやプロデューサーがPMを兼務していて、本来やるべき営業や企画に手がついていない」という悩みを抱えている企業様には、ぜひrayoutさんをおすすめしたいです。実は既に数社、rayoutさんを紹介しています(笑)。
PM業務に追われて本来の強みが活かせていないと感じているなら、「何でも拾ってくれるリベロ」として、事業を一緒に前に進めてくれる心強い味方になってくれるはずです。
メンバー

Suzuki Katsuya

Hoshino Katsuya
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