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CASE STUDY vol.1 動画公開後追加発注に。新部署立ち上げにも成功|(株)キャリアデザイン・アカデミー様
rayout magazineの連載コラムの第二弾『CASE STUDY』は、rayoutが一緒にお仕事をさせていただいたお客様の生の声をお届けするべく、担当社員とお客様の対談形式でインタビューを行う企画です。
今回はVol .1ということで、株式会社キャリアデザイン・センターの豊田様にお話を聞きました。
馬場:まずは、会社概要をお願いします。
豊田様:株式会社キャリアデザイン・アカデミーは、社員向けの研修や、それに付随する販促のお手伝い等を行っている会社です。携帯電話の販売を行っている株式会社ティーガイアが親会社で、元々は携帯販売員向けの研修を行う目的で2016年に子会社として設立されました。
一昨年動画部署を立ち上げ、更に今年からは販促部隊として某カメラ量販店の現場で接客をしたり、週末のイベント開催を行う等、対応の幅を広げています。研修会社ならではの教育をしっかり受けた担当者が販促を行うことが特徴です。
馬場:研修会社として立ち上がったものの、現在は販促にも力を入れられているのですね。会社が変革していく中で、当時どのような課題があったのでしょうか。
富田様:動画制作の部署を立ち上げた当初は、企画・準備・撮影等を全て内製で行おうとしていました。しかしいざやってみようとすると、本来営業を行うはずの人材のリソースを制作進行で大きく割いてしまうことが課題でした。さらに、クオリティ面・コスト面でも動画制作って想像していたよりも甘くないということにも気付いたんです。そこで、ディレクションだけ弊社の動画部署で担当し、制作進行部分はパートナーさんと協力して進められるようになったら良いかと考えていました。
馬場:動画が身近になったからこそ、本格的に制作しようとするとその難しさにギャップを感じますよね。しかし、映像制作を行うような会社は沢山あります。そこからどうしてrayoutを選んでくださったのでしょうか。
富田様:きっかけは、前社長へ知人から紹介があったことです。
rayoutは、私達がやりたいことに対して予算やスケジュール等をしっかり考えて提案してくださいますよね。他社さんに断られるようなことも出来る限り実現できるように調整してくれる対応力がすごいです。
それに、一番初めのオンラインでの打合せから、担当の馬場さんとカメラマンの山岸さんのキャラクターが素敵で(笑)。制作進行も柔軟な対応で親身になってくださるので、初回から”一緒のチームでやっている”という感じがしましたね。皆さん若くて一生懸命なので自分が若いころと重なったのかもしれません。
それで自然と、ほとんどの制作をrayoutさんにお願いするようになりました。
馬場:確かに、ベンチャーだからこその個性豊かさと、臨機応変に対応する精神というのはrayoutの特徴かもしれませんね。現在はいくつも動画を制作させていただいていますが、1本目からワンチームとして感じていただけたのは嬉しいです。
更に突っ込んだ質問にはなりますが…予算感には見合っていましたか?
豊田様:はい、十分でした。高かったとしても、「ちょっと高くない?」と冗談混じりに言えるような関係性を作れたので助かっています。動画制作って素人だと原価の感覚が全くわからないので、「何にどのくらいお金がかかるの?」「安くするならどこなら削れるの?」と気軽に聞くことが出来るのは嬉しいです。
馬場:制作を進めていく中でのrayoutからの提案で、特に印象的だったことはありますか?
豊田様:『MiLK BOX』を使った進行は効率がとても良くなりましたね。全然違います。制作物に対してここを直してほしいという要望が簡単に伝えられるのは本当に良いですね。これまでは修正点を文字にしてメールでやり取りしていましたが、非常にわかりにくかったので。
修正箇所の認識がずれたり、コミュニケーションの齟齬がストレスになっていたのですが、『MiLK BOX』ではここからここまで直してほしいという指示出しが視覚的に出来ますし、コメントも別ツールではなく直接書き込めるので、すごく便利です。
馬場:自社で内製化を試みた過去があるからこそ、制作進行の煩雑さを実感されていますしね。便利にご利用いただいているようで良かったです。
とはいえ、重要なのは過程だけではなく完成品のクオリティですよね。いかがでしたでしょうか。
豊田様:想像よりも良いものが出来てとても満足しました。
突然の撮影場所の変更やキャスティングの変更にも臨機応変に対応していただけました。弊社に依頼してくださっているお客様にもこだわりがあるので、そのような急な要望にも対応いただけて、お客様にも満足いただけるものになったと思います。
馬場:ありがとうございます。しかし、ただ”カッコイイ動画”を完成させるだけでは意味がありません。気になるのはその制作した動画による効果ですが、教えていただけますでしょうか。
豊田様:一番最初にrayoutさんに依頼したのは、とあるメーカー様のスマートフォンと関連商品のセットに関する販促動画でしたが、映像公開後、そのセットは発売前にも関わらず売り切れ、追加発注となったそうです。その関連商品が特に映像でないと魅力を伝えにくいものだったので、動画による効果は大きかったと思います。
それに私達としては、これまで作ったものを人に見てもらうということがあまりない業態だったので、こうやって見せられるものがあるのは嬉しかったですね。動画を見た社員はもちろん、家族にも「すごいじゃん!」と好評でした。
馬場:そうだったのですね。自信を持って完成出来た動画だったからこそ、社内外のリアクションも嬉しいですよね。
これがきっかけで長いお付き合いになるわけですが、私達は今、御社の“クリエイティブパートナー”となれていますでしょうか?
豊田様:私達がお客様にご提案をするときに動画が必要になることが多いので、一緒に考えてくださるのは心強いですね。研修って、動画を使うことによって伝わりやすいことは多いのです。例えば農作業のマニュアルを全部動画化したり、今後は外人向けの日本語研修を動画で制作したりも考えています。しかし、コストや制作にかかる時間を鑑みて手を出さない企業が多いそうです。さらに、長い動画だと見てくれない、面白くなければ見てくれない…動画は今岐路に立っていて、多くの企業さんが導入するかどうかの大事な瞬間なので、”パートナー”としていつでも気軽に相談出来るところは助かっています。
馬場:今後とも御社と伴走する存在として頑張っていきます!
更に御社の動画部署を一緒に盛り上げるべく、私達は一歩先の協力もさせていただいています。最後にその点についてお伺いできますでしょうか?
豊田様:はい。現在は『MiLK BOX』を使いながら、弊社の動画担当者をディレクターに育てるべく、個別で動画制作の研修を週1回開催していただいています。先程営業に注力したいとお話ししましたが、とはいえ何も動画についてわからないままでは、外注するとしても最低限の判断ができませんからね。弊社側のスキルアップにも協力いただいていてありがたいです。その動画担当者も全くの未経験者でしたが、最近ではディレクターとしてグループ会社の案件を担当し始めています。今後は経験値を上げていくことが必要になってきますね。
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