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【CASE STUDY vol.14】複数案件チェックの気持ちも軽く スマホ確認でタイパも◎|キヤノンプロダクションプリンティングシステムズ株式会社様

『CASE STUDY』では、rayoutが一緒にお仕事をさせていただいたお客様の生の声をお届けしています。
今回はキヤノンプロダクションプリンティングシステムズ株式会社の山口さんにお話を聞きました。

ー御社の事業内容を教えてください。
キヤノンプロダクションプリンティングシステムズ株式会社では、商業印刷機器の販売・保守をはじめ、ソフトウェアの開発やプリントサービスの提供などを行っています。
私は映像や印刷物などのコンテンツ制作を担当するチームに所属しています。お客様の課題に対して、映像や印刷物を提案するという意味では、広告代理店に近いような仕事ですね。受注後の制作は社内で行うこともありますし、進行管理だけを担い、制作自体は外部パートナーにお願いするケースもあります。
ー山口さんが普段やりとりをする外部パートナーは、どのくらいいるのでしょうか?
常にやりとりしているのは10~15社くらいです。映像系や印刷系など、さまざまな分野の会社とつながっています。たとえば、謎解きイベントのパンフレットなどでは特殊加工が必要になることもありますし、屋外装飾やパネル制作など、弊社だけでは対応できないものは専門の協力会社に依頼します。そうした会社を含めると、全体で40〜50社ほどですね。
私は常に15~20件程度の案件を同時に進行していて、ときには外部パートナーと連携して制作を進めています。そのなかで、チェック業務などにMiLKBOXを活用しています。

ー沢山の案件を同時進行しているのですね。MiLKBOXを初めて触っていただいたときは、どうでしたか?
操作がとてもわかりやすくて、デザインもシンプルで好印象でした。修正のやりとりについては、以前はスクリーンショットをパワポに貼って赤入れする作業が大変で…MiLKBOXはその負担を大きく減らしてくれました。どこに対して何を指示しているのかが明確に伝えられるので、とても便利です。
これまで使っていたストレージサービスではデータを蓄積できなかったのですが、MiLKBOXは過去のデータを残しておけるので、「リンク切れでデータを見れない」というあるあるも解消。ファイル管理や修正指示の手間が半分くらいになったと感じています。作業だけでなく、「これ面倒だな…」と思っていた気持ちも軽くなりました。
あと、移動中にスマホからでもチェックできるのがありがたいですね。
前職は像制作会社だったのですが、当時からこういうレビューツールを導入したいと思っていたんです。
ーよく使う機能はなんでしょうか?
修正指示の機能はもちろんよく使いますが、弊社では外部パートナーとつながるチャットツールがないので、MiLKBOXのトーク機能がすごく役立っています。メールよりもチャットの方がレスポンスが早くできますし、ダウンロードせずレビュー画面上で確認できるので助かります。お客様とのやりとりはセキュリティ上メールを使っていますが、MiLKBOXの共有リンクを添えるだけでスムーズに確認してもらえます。
あと、見比べ機能も便利です。特にAI音声のイントネーションを修正した際に、ビフォー・アフターを聴き比べるのに重宝しています。
ー導入時にハードルになったことはありましたか?
稟議を通すために、他ツールとの比較や、セキュリティ・有用性がわかる資料を作成する必要がありましたが、スムーズに承認が下りました。費用も年間で見れば高額ではありませんし、今使っているストレージサービスと同程度の価格帯なので、個人的にはMiLKBOXに一本化したいと思っているほどです。
制作実績や資料もMiLKBOXにアップして、今後は紹介用ツールとしても活用できそうだと考えています。

ーMiLKBOXは他の方も活用していますか?
現状は課内の数人がメインで使用していて、プロジェクトごとに外部パートナーを招待して使っています。新しいツールに慣れていないメンバーも、教えると問題なく使ってくれるようになりました。
上司もパンフレットなど印刷系の確認作業に使っていて、「関係者全員がリアルタイムでコメントを共有できるのが良い」と言っています。お客様側でも社内の意見を取りまとめる手間がなくなり、負担軽減につながっているようです。
ちなみに、弊社が映像制作の内製化を支援している他社の方もMiLKBOXに興味を持たれていました。同じような課題を持つ会社は多いのでしょうね。
ー最後に、導入を考えている方に一言お願いします!
今は、何かを“作る”会社や、広告代理店のような会社が本当に増えていますよね。私は、制作物のクオリティはもちろん、「作る過程」そのものも、お客様の満足度に直結すると思っています。
クリエイターの作業効率が上がれば結果的にクオリティも向上しますし、MiLKBOXのようなツールは、クリエイターを守る意味でも、お客様の満足度を高める意味でも欠かせない存在だと思います。
ーありがとうございました!
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