MAGAZINE
CASE STUDY vol.3 「MiLKBOX」導入 ”顔の見える関係性”が決め手に|(株)環境管理センター様
rayout magazineの連載コラムの第二弾『CASE STUDY』は、rayoutが一緒にお仕事をさせていただいたお客様の生の声をお届けするべく、担当社員とお客様の対談形式でインタビューを行う企画です。
今回はVol .3ということで、株式会社環境管理センターの柴田様にお話を聞きました。
稲吉:まずは、会社紹介をお願いします。
柴田様:当社は環境調査や分析、コンサルタント業務を通して、お客様の環境課題を解決する環境コンシェルジュです。「環境コンシェルジュ」というのは当社が作った造語で、ホテルのコンシェルジュのようなイメージで、環境関連でお困りの方へ、ご案内〜解決まで寄り添ったサービスを行っています。
例えば、ビルなどを立てる際に周辺の環境へきちんと配慮がなされているかを調査したり、最近では、新しく開発された商品の環境に関する効果の立証もしています。更に、調べるだけでは解決まで至らないことも多いので、改善のご提案といったコンサルティング業務も行っています。
私は広報担当として、HPの改装、ブログの更新、youtubeやSNS運用等を行っています。
稲吉:いつからどのような課題をお持ちだったのでしょうか。
柴田様:コロナウイルスの流行により会社説明会などができなくなり、採用動画を社内で内製したことがきっかけで、動画を使った会社紹介や商品案内を活発に行うようになりました。
採用動画の評判が良く、言葉で伝えきれないことを補填してくれる動画の良さにもそこで気付きましたね。
ただ、動画の修正出しに時間がかかることや編集時の修正漏れなどが課題でした。
稲吉:ご自身でディレクションされているなんて、すごいですね!しかしやはりその点は、”あるある”のお悩みだと思います。
柴田さんと初めてお会いしたのは、展示会の際ですね。
柴田様:そうですね。他にもたくさんの動画制作会社さんが出展されていましたが、稲吉さんが気さくで印象深かったですね。社内で話が出たときも、最初にrayoutさんが浮かびました。
稲吉:ありがとうございます!当初は動画制作のご依頼を検討されていましたが、自社で動画制作を内製されているとのことでしたので「MiLKBOX」の方がお力になれるのかと思いご提案させていただいたのですよね。導入の決め手はどんな点でしたでしょうか?
柴田様:弊社が求めている機能が揃っていたことや金額面はもちろん、一番は、シンプルなユーザーではなく意見や改善の依頼を出せる関係性であることです。
システムによっては、ネット上で登録してエラーが出たらお問い合わせページから連絡する、という場合が多いですが、それですと顔の見えないやりとりなので不安が残るんですよね。
不具合ではないけどここが使いにくい…といったことも気軽に相談できて、更に意見をもとに改善してくれたり、「自分たちはそういう時はこういうふうに使ってます」など使い方なども提案いただけるので、選んでよかったと感じています。
担当の権さんも稲吉さんも気さくなお人柄なので相談しやすく、会社や私のしたいことに合わせて柔軟にご提案もしてくださったり、ときには、広報として未熟な私にアドバイスを頂けたりと、対等な立場で話せているというのがありがたいです。
稲吉:確かに、弊社はシステム開発だけでなくクリエイティブ制作も行っているので、お客様と密接な関係を築くことは当たり前になっているのかもしれません!
現状、「MiLKBOX」の導入で課題は解決出来ていますでしょうか?
柴田様:はい。当初の目的であった、動画の修正出しの時間削減や、編集時の修正漏れが減ったことはとても大きいですね。
「MiLKBOX」上で動画の確認ができるためダウンロードの手間がかからないということも便利です。ダウンロードしても、そのあとのデータ保管も困りますしね。
それと、これまでは軽微なミスが多かった社内のクリエイターも、チェックリストで修正箇所の確認がしやすくなったため、修正回数自体が減っているように感じます。
本数が増えるにつれリソース的に内製で賄いきれない不安がありましたが、修正に時間がかからなくなったため内製で続けられています。
稲吉:修正にかかる時間って、かなり大きいですもんね。社内のクリエイターさんとのコミュニケーションで有効活用してくださってるようですが、使い心地はどうでしょうか?
柴田様:クリエイターからの意見ですと、「修正内容が確認しやすい」「youtubeの概要欄に入れる分数入りの目次を作るときに便利」「修正点にチェックを入れて確認してから提出するようにしている」と聞いています。
お客様や他部署の間では「MiLKBOX」でやり取りできておらず、今は伝言ゲームのようなメールのやり取りなので、今後はその部分も広めていきたいです。
稲吉:どんな人でも感覚で使えるような操作性を目指しているので、是非皆さんで使用いただくと便利だと思います。
柴田様:たしかに、ワンドライブに似たUIで、導入時も違和感がなかったです。クリエイターは10分くらい説明すればすぐに使ってもらえました。
細かい連絡はチャットワーク、まとめて動画の指示を出したい時や履歴を残したいメッセージは「MiLKBOX」と分けて連絡を取ったりもします。
稲吉:“言った言わない問題”があるので、指示の履歴が見返せるのは便利ですよね。便利に使ってくださっていて嬉しいです。
柴田様:とはいえ、まだ機能を使い切れていないと思っています。
例えば、社内メンバーのみで動画制作をしているので「パートナー」や「コラボメンバー」を使用していません。今後制作したい動画の種類によっては、他の強みを持ったクリエイターを「MiLKBOX」からアサインすることで、動画のクオリティや制作の幅を広げたいと考えています。
稲吉:簡単にクリエイターと繋がれるのも「MiLKBOX」の特徴なので、是非今後活用ください!そのような機能面で言うと、実は最近プレビュー時に画質を落とす機能が追加されたんですよ。
柴田様:それは便利ですね!4Kの動画の場合でも止まってしまうことなくプレビューできるのは嬉しいです。使います!
稲吉:今後も機能追加は随時行っていきますので、ご期待ください!最後に、御社としての目標をお聞きできますか。
柴田様:環境のプロフェッショナルとして長年従事してきた当社ですが、BtoBということもあり、広報に力を入れてきませんでした。今後は業界内だけでなく他業種や地域の方々、一般の方々へ”環境のプロ”としての知名度UPを目指したいです。
また同様に、個人の声が企業の環境対策への意識を動かしていく、とも思っています。
お客様だけでなく、地域の、世の中の、環境コンシェルジュとしても活躍していける会社でありたいです。
そのために、今後も動画を活用していきたいですね。
戻る